ニキビのスキンケアに即効性ばかりを求めてはいけない。
2015/10/16
私は以前から気になっていた口コミがあります。それは
「トライアルを試したけど変化がなくてがっかり」とか
「悪くはならなかったけど、特別良くならなかったからイマイチ」とか。
こうやって聞くと、使う意味ないのかなぁとか思っちゃいますよね。
でも、変化がないって本当にダメなことなのでしょうか?
今のニキビケアはほとんどが医薬部外品ですが、薬よりずっと弱い成分のはずなんです。即効で効果が出ないからと言ってイマイチと言うのはちょっと違うように思います。
ニキビを治すというのは、スキンケアに薬のような効果を求めるのとは違います。身体が時間をかけて治していくのを、悪化しないように補助するためのものです。(参照⇒皮膚科の医師に聞いてみました)
薬と一緒で、治す効果が高い、ということは副作用も考えられる、ということです。スキンケアの副作用は、肌荒れです。長く使うものじゃありません。漢方が身体に優しいように、優しいスキンケアにも意味はあるんです。
じゃあなぜ「すぐ治った」って口コミが出てくるの?
おそらく、それまで使っていたものが合っていなかっただけです。
この場合、自分に合っているものに変えたら良い変化が見られるのは当たり前ですよね?
だからと言って、そのスキンケア用品の評価を下げた方が良いと言っているわけではありません。合う人が使えば肌を良い状態にキープしてくれる優秀な商品ということです。
極端に洗浄力が強かったり、保湿力が高すぎるのは一見効果があるように見えて、長い目で見ると肌を弱くしてしまう危険性が高いものなのです。
ある程度、効果の高いスキンケアを使った方が良い人
スキンケア選びで大切なのは、自分の肌にとってマイナス要因の少ないものを選ぶことです。低刺激とか、ノンコメドジェニックの商品とか。
ただし、ニキビが大量にできたり肌がすごく傷んでいる人は、自分の身体で肌を回復していくことが難しいものです。体質改善にも時間がかかります。マイナス要素の少ないスキンケアだけでは肌がどんどん悪化してしまうことがあります。
その場合は期間限定で効果の高いスキンケアを使うことをおすすめします。
荒れた状態が落ち着いたら優しいものに変え、肌自身を強くしていくスキンケアを心がけましょう。
まとめ
本当、肌質って千差万別すぎて難しいですよね。
でも、難しくしてしまっているのも自分だったりします。あまりに考えすぎて複雑なケアをするより、シンプルなケアで健康な肌状態が保てるようになりましょう。
⇒皮膚科の医師に聞きました。ファンデーション・スキンケアのこと。
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