便秘は肌の大敵!!腸内環境を整えて、ニキビを改善しよう。
2015/11/10
便秘が続くと肌の調子が落ちる…経験したことのある女性も多いのではないでしょうか?
分かっちゃいるけど、日常生活に支障をきたすほど悪化しない場合、どうしても放っておきがちになってしまいます。
ただし、あまりに放っておくと「便秘」も「ニキビ」も、ひどい状態になってしまうことがあります。これを機会に一気に見直してみましょう。
スキンケアを工夫しても肌の調子が上がらない場合、腸内環境が原因になっているかもしれませんよ。
便秘になるとニキビができるのはなぜ?
便秘になると、体外へ排出されるはずの便が腸内に残ってしまいます。
そうすると毒素が溜まり、腸内ではどんどん水分が吸収され、便は固くなっていきます。更に食事を続けることで毒素が蓄積し悪循環を生み出します。
毒素は血液を通って全身を巡るため、体内の血液循環や自律神経にも影響を与え、イライラ、ストレス、体臭、肌、肩こりなど影響が出てきます。
現在大人ニキビに悩んでいて、便秘症、肩こり、イライラなど当てはまる人は便秘改善のための生活習慣を見なおしてみて下さい。
便秘を治す生活習慣①食事
特に摂取したい食事は、以下の4点です。
- 野菜・海藻
- 発酵食品
- オリーブオイル
- 水分
食物繊維・発酵食品を摂取する、というのは有名な話ですが、ここで特に注目してもらいたいのは「海藻」「オイル」「水分」です。
野菜ばかり大量に食べたことがある人は分かると思いますが、実は食物繊維ばかり大量にとっても便はスムーズに排出されません。便のカサを増すという意味では大切なのですが、繊維だけでは固くなって排便しにくくなります。
これをスムーズに排出するためには「水溶性食物繊維」「油」「水分」が重要なんです。
オリーブオイル
女性はどうしても「油」を懸念しがちですが、人の身体にとって油は太らせるだけの存在ではありません。
大人ニキビの原因となる「ホルモンバランス」の調整や、食物繊維をスムーズに排出してくれるとても重要な役割を担っています。かといって大量摂取はいけませんが、適量取るのは大切なことです。
中でもオリーブオイルは体内で固まりにくく、血液中の悪玉コレステロールを低下させる作用もあり、便秘にも効果があると有名です。少しずつ摂取を心がけましょう。
水溶性食物繊維
海藻・ネバネバ野菜(オクラ・山芋・里芋)、こんにゃく、寒天などが水溶性食物繊維を含む食品です。
これらは体内で水に溶ける食物繊維で、腸内で善玉菌の餌となり、腸内環境を整えてくれる働きがあります。発酵食品にも腸内環境を整える働きがありますが、水溶性食物繊維も合わせて食事に取り入れるとバランスがよくなります。
水分
水分というと水を飲むことを想像しがちですが、人は一日で摂取する水分の多くを食事から取り込んでいます。
しかし女性の場合、もともと食事量が少ない上にダイエットなどで食べる量を減らしてしまいがち。かと言って大量に水ばかり飲み過ぎるのも良くありません。
野菜スープなどの簡単なもので、きちんと食事も取りましょう。食事をすることでしか必要な栄養は補えないのですから。もちろん水も飲んで下さい。
便秘を治す生活習慣②運動
腸は下腹部の筋肉の動きから刺激を受けて働きます。しかし女性はもともと筋肉が少ない上に、現代は身体を動かすことも少ないのでどうしても腸の動きが鈍ってしまいがちです。
簡単なストレッチだけでも腸に刺激は行くので習慣づけると良いでしょう。
便秘を治す生活習慣③朝にやるべきこと3つ
- 1、毎朝出なくても便座に座る
- 2、お尻歩き
- 3、”の”の字マッサージ
1は病院の先生に教えてもらいましたが、やった方がいいです。私は1週間出なくなることもある便秘症でしたが、朝座り始めてから数日で出るようになり、今は朝起きてコップ1杯の水を飲むと30分ほどで毎日でるようになりました。
2と3は出なくてヤバイぞ、という時にやると出る時があります。すぐに出なくても翌日効果が現れたりもするので、対処療法として覚えておいて良いと思います。
”の”の字マッサージは両手の手の平を腸に押し付け、”の”の字を書くようにマッサージをします。便が詰まっている場所で「グググッ」と音が鳴りますよ。お試しあれ。
私は便秘が酷くなりすぎて、激痛・冷や汗に何時間ものたうち回ったあげく、意識が朦朧とし、病院に運ばれてしまったことがあります。
周囲も「何事か!!」と大騒ぎになったあげく病院で
「便秘ですね」
と言われると恥ずかしくてたまりません。
皆さんもそうなる前に、食事と運動を見直して下さい。
⇒皮膚科の医師に聞きました。ファンデーション・スキンケアのこと。
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