冬の乾燥でニキビができるメカニズム。
2016/01/08
冬に乾燥してニキビができる。
それは知ってるけど、詳しいことは分からない…。
という人も多いのではないでしょうか?
ちゃんと知ることで自分の肌に合ったケア方法が見えてきます。
そこで今回は、乾燥がニキビを引き起こすメカニズムを具体的に解説します。
冬の乾燥でニキビができるメカニズム
冬に肌が乾燥すると「毛穴の収縮」と「皮脂の過剰分泌」、この2つが起きやすくなります。
(※「毛穴の収縮」は分かりやすく言うと、毛穴が小さくなり、肌の表面がガサガサ・ゴワゴワとこわばった状態になります。この時、「肌のバリア機能」も低下し、どんどん水分が抜けやすい状態になりまっています。)
この2つのうち、ニキビの発生原因となるのが「毛穴の収縮」、悪化させる原因となるのが「皮脂」です。
普通は肌のターンオーバーや洗顔によって、古い角質や汚れは落ちていきます。
しかし「毛穴が収縮」した状態だと毛穴に汚れが残りやすく、その上に「古い角質や皮脂」が毛穴にフタをしてしまい、ニキビの元である角栓(コメド)を形成します。
毛穴に詰まった角栓(コメド)に更に皮脂や汚れが加わってアクネ菌が増殖、白ニキビを形成します。
更に炎症が進んだり、膿が溜まると赤ニキビや黄ニキビができます。
この2つは肌の真皮層(深く)までダメージを及ぼすことが多く、クレーターの原因にもなってしまうんです。
冬の乾燥を防ぐ解決方法
皮脂の少ない『乾燥肌』の場合は「肌の収縮」に重点を置いたケア。
皮脂の分泌が多い『脂性肌』の場合は「収縮と皮脂」両方に気をつけてケア。
『混合肌』の場合は、肌の部分によって調整しながらケアするよう心がけましょう。
肌の収縮を防ぐためには?
肌が刺激に弱い場合は、手の平で優しく、各部位数秒ずつ抑えてなじませます。
また、肌が痒くなりやすい場所は乾燥が激しい場所でもあります。
重点的に保湿するよう心がけましょう。
皮脂の過剰分泌を防ぐためには?
こちらも「保湿」が大事ですが、肌への刺激を極力なくすことが大切です。
化学物質が使われているものでケアをすると、皮脂を落とすだけでなくはなく肌への刺激となり、皮脂の分泌を多くしてしまうことがあります。
自分で成分を見るのも難しいと思うので、「低刺激」のものや、”ニキビに悪影響を与えない”とテストされた「ノンコメドジェニック」の方が安心して使いやすいと思います。
注意点
たまに「低刺激=洗浄力が弱い」と思っている方がいますが、必ずしもそんなことありません。
ニキビ用にきちんと開発された商品は「低刺激」と「洗浄」の両立を目指して作られています。
汚れが落ちないことを怖がって強い商品を使っても肌に良いことは何もないので、気をつけるようにしましょう。
大人ニキビ最大の原因と言われる「ホルモンバランスの乱れ」も「毛穴収縮」の原因です。冬は更に「乾燥」が加わってダブルパンチでダメージを受けてしまいます。
しっかりとスキンケアをするように心がけましょう。
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